暦とカラダのお話会

「自然に添いながら、養生する暮らし」をテーマに、旧暦、祭事、旬の野菜、ツボのことなどの養生に関するお話会を開催しています。

四季編(春夏秋冬)

春は生。万物が芽吹く時季です。やってみたいという、その想いのままに動くことがぴったりの季節です。

 

夏は長。とてもエネルギーが活発な時季です。熱を上手に冷ましながら、楽しいことをどんどんやっていくような季節です。

 

秋は収。春夏に芽吹き、茂ったものが収穫を迎える時季です。心身ともに潤いを保ちながら、心穏やかに過ごす季節です。

冬は蔵。万物は閉じ、エネルギーを貯蔵する時季に入ります。陽氣を不必要に漏らすことなく内向きに、籠るように暮らす季節です。

 

おうちではじめる養生生活

「暦とカラダのお話会(十二ヶ月編)」として、その月のエネルギーに添ったカラダやココロの整え方を、お伝えしています。

旧暦睦月

人々が睦び合う月。あぁ、なんて楽しい名前の月なんでしょう。「むつき」の語源を調べてみると「生む月」という説があります。生まれる月、芽吹く月、始まる月、、、そんなエネルギーに満ち溢れる時季が睦月です。

自然に添って過ごすことが、推拿における大切な養生法。縮こまっていたカラダやココロを、春の陽氣と共に少しずつ緩め、やってみたいことをドンドンやっていきましょう。

旧暦如月

「如月(きさらぎ)」は、「生き更生き」が語源とも言われています。睦月(むつき)は、生む月。そして如月は、更に生きが高まる月。ますます芽吹きが活発になる時期です。

睦月に芽吹いたものが、更に育つ月。どんな実がなるのかは、秋になるまでのお楽しみ。実らせようと思ったら、まずは「種」を蒔かなきゃね。とりあえず蒔いときましょう。

旧暦弥生

弥生(やよひ)栄えてゆく様を表しています。弥(いや)は(いよ)とも言い、いよいよの語幹。弥生はまさに「さぁ、いよいよ!」って感じですね。

春は推拿では「生」の季節と説きます。睦月(生む月)→ 如月(生更生)→ 弥生(弥生ひ)和名はその時のエネルギーの状態を教えてくれています。英語でも春は“spring”
足取り軽く、飛び跳ねていきましょう~!

旧暦卯月

卯月とは、ウツギの花が梅雨に先駆けて咲き始めることから名付けられたという説があります。ウツギの花が長く咲く年は豊作、花が少ないか長雨で早く散る年は凶作とその咲き方で米の豊凶をウツギで占ったとも。

また他には卯月は「植ゑ月」という説もあります。草木などの根を土に植え付け、立て、定着させ増殖させることが「植」の意。春三月に芽吹いたものを、植え、根付かせていきたいですね。ワクワクと うづくキモチを 大切に。

旧暦皐月

皐月とは「さ苗月」が語源という説があります。「さ」とは田の神様を表す言葉。田の神様が依代とされるのが「桜(さ+くら)」だったり、田植えをする若い女性のことを「早乙女(さ+おとめ)」と呼んだり。

本来「五月晴れ」というのは、梅雨の合間に晴れた日のことで「五月雨」は「さみだれ(さ+水垂れ)」で長雨のこと。そんな言葉を想うと旧暦がよく似合いますね。

旧暦皐月は仲夏。陽のピークを向かえます。カラダもココロも、外へ外へと開放していきましょう。

旧暦水無月

梅雨の時期なのに水無月。水が無いなんて変なの~!と思ったことしばしば。が、調べてみると意味としては「の」にあたる、つまり「水無月=水の月」だそうな(諸説あります)旧暦10月の神無月も「神の月」と読めば、農事の収穫を祝う季節にはしっくりきます。

梅雨は、梅の実が熟す頃という説がある他、黴菌が繁殖しやすい季節なので、黴雨→梅雨になったとも。黴菌の繁殖は、食中毒の原因にもなります。お腹、大切に。

旧暦文月

旧暦では1~3月が春、4~6月が夏、7~9月が秋、そして10~12月が冬。なので、旧暦文月7月は秋です。文月の語源のひとつに挙げられるのが穂月。稲穂が膨らむ月という意。夏を過ぎ、秋を迎えるにぴったりのとてもわくわくする名前ですね。

秋は「飽く」季節。すべてが実り、豊穣を迎えます。秋は、春夏とやってきたことを
形にしていく時季です。

旧暦葉月

葉が散り始める季節「葉月」この時期は特に、色づく葉に季節を感じますね。

推拿では、秋三月は容平の季節といって、ものごとを整えカタチにする時期です。あんまりあれやこれやと手を広げすぎず、今までやってきたことを整理し、自分に落とし込んでいきましょう。

旧暦長月

陰が深まり、夜が長くなってくる月。夜長月から長月に。早く暗くなり、家にいる時間も多くなるので、こういった時期に昔は草履を編んだり、裁縫したり。

陰は内へ向かうエネルギー。こうした手仕事にはうってつけの季節。ちょっとテレビでも消して、本を読んだり、絵を描いてみたり、楽器を奏でてみたり、靴を磨いたり、金継ぎしたり、瞑想したり、手の込んだ料理を作ってみたり、服を繕ってみたり・・・秋の夜長を、ゆったり穏やかに過ごしたいですね。

旧暦神無月

神様が出雲の方に行かれているので、出雲では「神在月」他所はいらっしゃらないので「神無月」そんな風に説明されることが多いかと。

他の説で、水無月の時に紹介した「無=の」の考え方。梅雨に水無月って!?やっぱり水の月と読んだ方がしっくりくるかと。そうして読むと、この月は「神の月」秋の五穀豊穣を神様の感謝する月。そう考えるとずいぶんと身近な感じがします。

穀物の実りに感謝し、来たる冬を健やかに過ごせるよう祈願する月。祈る前にすることは、人事を尽くすこと。まずはできることから養生していきましょう。

旧暦霜月

世間的には暮れの装い一色で、大掃除や年末のイベントごとなどてんやわんやですが、旧暦的には新年はまだ先です。

冬は閉蔵の季節といって、ムダにエネルギーを浪費することなく静かに充電する時期。はしゃぐときは盛り上がって、落ち着くとときは、ゆっくりして。詰め込み過ぎず、やり過ぎず。のんびり、ぼちぼちいきましょう。

旧暦師走

新暦的には年が明けていますが、旧暦的には年の終わりとなります。一般的に師走(しわす)はお坊さんが走り回るほど、忙しいという名のイメージがありますが、個人的には年果つ(としはつ)月。つまり年が果てる月という方がなんだかしっくりきます。

去年のやり残しやお片づけなど、まだ大丈夫。体調のケアも含めて旧暦氣分で、ぼちぼち締め結んでいきましょう。

 

お世話になりました

話す場所と、聴いてみたい人がいれば、どこへでも。お声掛けいただければ、お伺いしています。

ミホさん宅(京都市)

クリの木さん(大阪)

cafe milletさん(京都静原)

ポニーの里ファームさん(奈良高取)

レンタルキッチン&スペースKnocksさん(宇治市)

ウィークエンドハウスさん(枚方市)

ぽこあぽこピアノ教室さん(奈良市)

オーガニックキッチンレコッコレさん(本町)

cafe48さん(奈良市)

マルシェノグチさん(京都二条)

ハナノネ工房さん(京田辺市)

まんまカフェ虹夢さん(京田辺市)

tさん宅(綴喜郡)

うるかふぇさん(福井市)